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2016年8月22日 (月)

まはりくまはりたやんばらやんやんやん、ほうきに乗ってやってきた、ちょっとおちゃめな ももた(桃太郎)さん ♪

福知山市動物園のももた

ももた 「いくらいい人ができたからって、食事の時間は守ってほしいわ。ちっとも片付きゃしない。」
中年おやじの ぼく  「にゃ〜」
ももた 「何よ 猫みたいな声 出して」
中年おやじの ぼく  「にゃ〜」
ももた 「中年おやじ?あなた 言葉どうしたの?ももた って言ってごらん 中年おやじ・・・中年おやじの言葉が分からなくなっちゃった。大変!」

ももた 「魔法の力が弱くなってる・・・飛べない・・・」

 また例によりまして巫山戯戯けた事など申しておりますが、「魔女の宅急便」の中の主人公キキのセリフです。

 

宮崎駿さんがこの場面につきまして、「キキが飛べなくなったのは、女の子ならわかるはずだ。」というような発言をなさっていて、それを聞いた頭の弱いアニメオタクなんかの中には「あぁ、キキちゃん生理になっちゃったんだぁ、ぐへへ・・・。」みたいな事を言うのが少なからずいて、こいつらときたら もぅ・・・満たされない性欲がオーバーフローして脳髄まで精液漬けになったような気持ちの悪いオトコというのは、全くもって度し難いものですなぁ。

 あの場面につきまして、私とシロテテナガザルももた(桃太郎) さんとが話し合って出した共通見解といたしましては、

 画学生のお姉さんに肖像画を書いてもらいながら、「…私、前は何も考えなくても飛べたの。でも、今はどうやって飛べたのか、わからなくなっちゃった…」キキさんが申しておる事から思いますに、それ以前はキキさんは優しい親御さんの庇護のもとにあって、何も考えずとも 浮遊 している事が出来た、ということなのではないでしょうか?

 駄菓子菓子、独り立ちして自活していくには、現実の社会と自分との折り合いをつけていかなければならない、この生まれて初めての 思うにまかせない現実との葛藤に自信を失ってしまったのが、この飛べなくなったという事なのだろうと思います。
 嗚呼、人在江湖、身不由己(れんざい じゃんふ〜、しぇんぷぅ よぅじ〜、みたいな発音。とかくこの世は思うにまかせぬ、の意。)

 それでも現実の社会の中で自分のやりたい事、出来る事、やるべき事などを自分で見いだした時に、以前の 浮遊 とは違って、自分の力で 飛翔 することができる。お気に入りの ほうき とは違う、なんだかぶさいくでかっちょ悪い お掃除用のブラシででも。

 と、こういうことなのではないかと思っております。
藤原新也さんが何かに、自分とそれを取り巻く現実の世界との差異について、同年代のオトコどもよりも女の子たちの方がはるかに敏感に感じとっといる、というようなことを書いておられましたが、宮崎駿さんの「女の子ならわかるはず」というのもそういうことなのでしょう。

 嗚呼、
「…私、前は何も考えなくても飛べたの。でも、今はどうやって飛べたのか、わからなくなっちゃった…」
という、キキさんのセリフは、1980年代初頭の台湾映画の4篇オムニバス「光陰的故事」収録・エドワード・ヤン(楊 徳昌)監督の「希望(指望)」の中の中学生の男の子のセリフ
 「ねぇ、知ってた?ぼくがずっと自転車に乗りたいと思っていたのは、行きたいと思ったところにどこへでも行けると思ったからなんだ。でも今、自転車に乗れるようになって、どこに行けばいいのかわからないんだ。」

(我一直絕對學會騎車,以為學會以後,愛去哪里,就去哪里。
現在會騎了,却不知道要去哪里了。)

を思い起こしますなぁ。
 あと、この「魔女の宅急便」で主題歌として使われていた ユーミンさんの「やさしさに包まれたなら」はもぅ、この映画の為に書き下ろされたような素晴らしさでございました。

 最後にひとつ ももた(桃太郎)さんがおっしゃるには、「お若ぇ衆は、お若ぇうちに悩み抜きなされ。さもないと、この彷徨えるオランダ人の如く未だ悩み続ける、糸の切れた凧の如く不甲斐なく醜悪な中年おやじの如くなりますぜ。」とのことでございました。
 ぼく 「・・・(涙目)」

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