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2016年5月 9日 (月)

もだえ苦しむ脳内麻薬中毒者 地獄の味噌蔵 之 旅 IV ・ 岡山県真庭市 神庭の滝 〜 神庭の滝観光センターさま

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 前回よりのつづきです。
 ビギナーの方々向けに、バイクによるツーリング指南などいたした書物などひもときますと必ずといっていい程「無理の無いようしっかりした計画を立てましょう」などという表記があります。
 私はある程度の 目論み 画策 などはいたしますが、詳細な行動計画、意識高い系w的な表現をいたしますと”綿密なスキームのプランニング”など一切いたしません。
 スナフキンが計画などたてますか?弥次さん喜多さんが”旅のしおり”など目を通しますか?松尾芭蕉とその弟子 曾良どうですか?
 私は”道々の輩”、自由の民であるのだ・・・などとほざきながら、本当は単に能力的に計画性が欠如しているだけなんですけどね。

 無計画旅はたしかに今回、横溝正史さんに「八つ墓村」標題のインスピレーションを与えたと巷間いわれておりますところの 八束村(やつかそん) に足を踏み入れていながら、それに気付かない、というような 不手際 片手落ち も確かに多々引き起こします。

 駄菓子菓子、自分の第六感のようなものに導かれることで、思わぬ出会いに邂逅いたすこともあり、そのことこそが旅の僥倖でございます。

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神庭の滝観光センター

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神庭の滝観光センター

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神庭の滝観光センター


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神庭の滝観光センター

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神庭の滝観光センター

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神庭の滝観光センター


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神庭の滝観光センター


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神庭の滝観光センター

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神庭の滝観光センター


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神庭の滝観光センター

神庭の滝観光センター

 神庭の滝 駐車場側には ”滝の茶屋” という、かなり今風の瀟洒な感じのお店などもござり、お若ぇ衆のグループなどで賑わっておりましたが、私がココロ惹かれたのはやはりこういった佇まいの ”神庭の滝観光センター” さま。
 店頭のお土産物がたいそう趣の深いものであるなぁと眺めておる時に、独りでこちらを切り盛りされている奥さんにお声をかけていただきました。
 普段ですと観光地のおみやげ店の方よりお声がけなど頂いても、一切顧みることはないのですが、この時には何かしら感じるところがありまして、店頭の”雪印アイスクリーム”の冷凍庫よりソフトクリームをひとつ頂きました。

「八つ墓村」撮影時のおはなし

 ソフトクリームなど もふもふ といただきながら、1977年松竹映画「八つ墓村」のことなど切り出しますと、あぁ、そんなこともあったねぇ、と奥さんは語って下さりました。
 「八つ墓村」の冒頭に於きまして、敗走した尼子一族の落ち武者たちがこの 神庭の滝 を登っていく場面があるのですが、その撮影時、落ち武者さま御一行にお食事を供されたのがこちら、神庭の滝観光センターさまだったそうです。
 当時、神庭の滝観光センターさまは今よりもっもっと滝よりの上の方にあったそうですが、撮影の後か先かはわかりませんが、甲冑をつけ髪の毛振り乱した落ち武者そのまんまの姿で、 夏八木勲 さんや 田中邦衛 さんが、もふもふと定食など食されたそうです
 むぅ、すごい、すごすぎる・・・と、小学生並みの感想しか言葉にできません。
 あの場面で実際に滝を登っていたのは恐らくはスタントの方々なのでしょうが、夏八木勲さんや田中邦衛さんも実際にここまで来られていたのですなぁ。

 

「八つ墓村」の他には 柴俊夫さんが「男はつらいよ」で滝に打たれる場面の撮影に来られ、寒くてぷるぷる震える 柴俊夫 さんにお湯を用意されたのもこちらなのだそうです。
 私は「男はつらいよ」シリーズはちゃんと見たことが無いのでわからないのですが、調べてみて確認できませんでしたのでもしかしたら他の作品と思い違いをされているのかもしれません。

 あと、何かのおりに店頭に腰を降ろしておられた奥さまの隣に 犬を連れた ぼうづ頭のオトコが腰を降ろして人懐っこく話し始め、はじめ奥さんは見覚えのあるこのオトコははたして近所の誰だったっけ?と思っておられたそうです。
 最後に立ち上がって「それじゃ、ずっと元気で。」と言ってニッと笑った顔を見て、あぁ、この人は 火野正平 さんだと気付かれたそうです。

 さらに故人でありますので名前は伏せますが、ワインと犬の元キャンパスアイドルのセクシー女優さんがこちらに来られた時には、若干不遜な態度 高飛車な物言いなどされたが故に、こちらの旦那さまはたいそう憤慨しておられたそうです。
 丹波國南端にございます総合病院の看護士さんたちからも、この人に関して同様の悪評など耳にいたしたことがございますなぁ。

諸行無常はこの世の理、誰が哀しまずにいられようず

 9 の写真で神棚の下の液晶画面に映し出されておりますのは「科捜研の女」ですが、入店させていただいた当初、かなり古くて 藤田まこと さんが妙に若い「はぐれ刑事純情派」が映されており、わりと本気で昭和にタイムスリップしたような気分になりました。
 「私はメーテル、時の流れを旅する女」。そういえば最近観た台湾映画「光にふれる(逆光飛翔・2012年)」の中で、主人公の盲目の青年とバンドを組んだメンバーのひとりが、銀河鉄道999メーテルさんが大きくプリントされたTシャツを着ておりました。 

神庭の滝観光センターさまは、店前には大型バスも何台も停められる駐車場があり、二階には大食堂、集合写真なども撮影できるようになっているそうですが、1990年代半ば頃からお客さんは激減したそうです。

 そういえばそのあたりがひとつの転折点でもあったでしょうか?当時は大嫌いでバックれてばかりいましたが、社員旅行や地域自治体での親睦旅行などもすっかり減ってしまいましたね。

 この日の筆頭オトモ SUZUKI DR-Z400S でこちらを後にしながら、 北原ミレイ さんが「あれからニシンはどこへ行ったやら」と歌った、石狩挽歌 が頭の中でループしておりました。
 「かわらぬものは 古代文字 わたしゃ涙で 娘ざかりの 夢を見る」石狩挽歌、作詞は なかにし礼 さんですか、すごいな、これ。

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