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2016年1月31日 (日)

たぬき は本当に人をダマすのか? 〜 私がネアンデルタール人だったら こんな世界は作らなかったかもしれない (加筆訂正)

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 たぬき の飼育担当といたしましては、当然お昼ごはんに”緑のたぬき”。
 ある日いつものようにお湯を注ぎますと ぼんっ! と たぬき の姿になって、「うぴゃぁ、あついよう、もうカップ麺に化けるのはこりごりだよぅ」と逃げてゆき、机の上にはただ一枚の葉っぱが残されているだけでした・・・というのはもちろん作り話です。
 だがしかしこのような事がしばしば実際に起るような世の中であれば、もしかしたら世界はことほど左様に非道なものとなってはおらなかったのかも知れぬ、などと黙考いたしたりいたします。

 音楽の事は本当にさっぱりなのですが、最近ラジオで聴いた 紫式部 の歌は面白かったですなぁ。
 レキシ という方がいらっしゃるという事すら存じ上げておりませんでしたが、インテリジェンスにユーモアのセンス、音楽的才能、高邁な人品人柄、さらには卓越した格闘術などが突出したレベルでバランスされている才人でおられるのでしょうなぁ。格闘術は関係ないですけど。


 この歌で「しきしきぶんぶん しきぶんぶん む〜ら〜さ〜き〜」と歌っておられるのが チャットモンチー のお嬢さん方なのだそうですね。
 そういえば チャットモンチー のお嬢さん方の曲で、これはちょっとなぁ・・・と気になるのがあったのを思い返します。
 携帯電話を川に落としても刹那に沈下沈降いたし、間違っても笹船のように流れていったりはしない、とかそいうことはどうでもいいのですが、「私が神様だったらこんな世界は創らなかった」、というのはいささか心得違いであると申し上げねばならないのではないでしょうか。
 いまの世界がヒドいことを嘆いておられるのでしょうが、これでは言下にこの世界のヒドさは自分の責任ではないとおっしゃっておられるように聞きうけます。

 ベトナム出身の禅僧・ティック ナット ハン 師がその著書の中で仏教で言う 諸法無我 をこのようにわかりやすく解説しておられました。
 あなたは今私の本を読んでおられる。その本の向こうに私がいて、この本の出版や販売に関わった多くの人がいる。そして紙の材料となる木があり、その木が育つために雨があり、雨を降らせる雲があり、太陽の光があった。つまりは生きているということはこの世のすべてと関係しているという事なのです。
 記憶違いなどあるかとも思いますが、大筋でこういったお話であったと記憶しております。

 つくづくかえすがえすも 世界が歪んでいるのは あまねくすべての”私”の責任であると痛感いたします。

 実は現生人類よりもネアンデルタール人の方が脳の体積は大きかった、にも関わらず現生人類がネアンデルタール人に取って代わったのは、現生人類の方が残酷さにおいて遥かに上回っていたからだ、というような説があると書いてあったのは 高野和明 さんの小説「ジェノサイド」だったと記憶しております。
 私が神様でなくても、私がネアンデルタール人だったら、こんな世界は作らなかった可能性はあるのですなぁ。
 ただ、最近聴いたNHKラジオの文化講演会だったかの放送でこういうことを研究しておられる方が、学習能力において現生人類はネアンデルタール人を遥かに凌駕していたことが研究成果として上がってきていると仰っておられました。
 狩猟用の石器などの改善改良の速さがまったく違っていたことが判ってきたのだそうです。

 しかしまだ世の中がバブル景気の狂乱の渦中にある時代に 「世界が歪んでいるのは ぼくの仕業かもしれない」 と歌った ザ・ブルーハーツ の 真柴昌利 さんは、さりとてはの者にて候、と感服仕るよりありません。

 たぬき の話は何処へいったし。

 
 

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