« どうぶつクロニクルズ 〜 福知山市動物園の アライグマ ・ アライグマは本当に"なんでもあらいぐま"なのか? | トップページ | 寒波が到来したでござる の巻 »

2016年1月25日 (月)

どうぶつクロニクルズ ・ うさみみラジエター 〜 福知山市動物園の うさぎさん

Simg_iphone3064769_rabbit

 福知山市動物園の うさぎさん、正確には アメリカン ファジー ロップイヤーラビット の、”おはぎ兄弟”は地元じゃ負け知らず、まん中の茶色が”おチビきなこ”で、右の黒が”おチビあんこ”です。

福知山市動物園 うさぎ

 ”おはぎ兄弟”の”おチビあんこ”、超絶イケメン男子です。

福知山市動物園 うさぎ

 ”おはぎ兄弟”の”おチビきなこ”はまだ性別不詳ですが、心優しく人なつっこいです。

福知山市動物園 うさぎ

 こちらは”ちびうさママ”に甘える”ちびうさ”さん。4月で1才になります。

福知山市動物園 うさぎ

 年上のお姉様がたにもてもての”おチビあんこ”。
ぐぬぬ・・・私にはこのようなモテ期が無かった・・・くやしいのぅ・・・

福知山市動物園 うさぎ

 ”おチビあんこ”は一ヶ月だけ年上の”びんちょうたん”(左)が大好きなようで、始終追いかけまわしていますが、”びんちょうたん”はまだそんな気は無いようで、とかくこの世はままなりません。
 人在江湖,身不由己 れんざい じゃんふ〜、しぇんぶ〜 よぅじ〜、みたいな発音をいたし、この世を生きる限り思うようにはいかぬものだ、というような意味だと思うのですが、出典は 古龍 という人の武侠小説なのだそうです。

福知山市動物園 うさぎ

 立った!立った!クララが立った!

兔子尾巴,長不了

 お食事中の”ちびうさ”さんのしっぽ。
中国語の言い回しに 兔子尾巴,長不了 というのがあって、とぅ〜づ うぇいば〜 ちゃんぶりゃお、みたいな発音で、直訳で うさぎのしっぽは長くなりようが無い、です。
 ものごとが長く続くはずが無い、という時に使うそうですが、私は うさぎさんたちをディスったようなこの言い回しがあまり好きではありません。
 どうも中国語の世界で うさぎさんは、狡兔死,走狗烹(狡兎死して走狗煮らる)ですとか、守株待兔(株を守りてうさぎを待つ)ですとか、かわいそうな目に遭っているようです。

兔子耳朵長得好

 左より”おチビきなこ””びんちょうたん””おチビあんこ”。彼等の名誉のために
雖然兔子尾巴長不了,却兔子耳朵長得好 と言い換えて上げたいところです。
 うさぎのしっぽは長くならないけれど、うさぎの耳はとっても長いよ〜ん!です。
 ですが”おチビきなこ””びんちょうたん””おチビあんこ”、あんたらは たれ耳うさぎ の仲間やから、耳が垂れんとあかんのとちゃうの???

ta152h

 いきなりですが第二次世界大戦中のドイツの高々度戦闘機 フォッケウルフ Ta152H です。
 ぱっと見に零戦や隼と同様の空冷星型エンジンを搭載しているように見えますが、ダイムラーベンツ製の液冷エンジン搭載で、機首に環状ラジエターを装備しているのだそうです。
 性能的に当時のトップクラスで、設計者のクルト・タンク技師が同機でテスト飛行中に米軍のP51-D戦闘機と遭遇してしまったのですが、それを楽々振り切って帰投したという話が残っています。

 うさぎの耳もまたラジエターの役目をしているのだと園長より聞いたことがあります。
チータなんかがものすごく早く走れるけれど、すぐに走れなくなってしまうのは、息が切れるのもありますが、運動による熱が発散できずにそれ以上走ると、熱中症の状態となってしまうからなのだそうです。
 追われた方の草食動物にしても瞬発力に優れた肉食獣よりは長く走れても同様の状態になってしまうそうです。
 で、うさぎの長い耳はそういう時の体温の放熱に役立つのだそうです。
ですから 雖然兔子尾巴長不了,却兔子耳朵長得好 なのです。

富士重工 ラビット

 しかし武器や兵器といったものはニンゲンのオロカさを具現化象徴化したようなものですね。
 写真は富士重工の”ラビット”スクーター。
一式戦闘機”隼”など多くの戦闘機や爆撃機を製造した中島飛行機が戦後 富士重工となり戦後間もなく製造を開始したものです。
 ”ラビット”のネーミングには”隼”のように空を飛ぶことは出来なくなってしまったが、”兎”で地を駆けることが出来る。人が死ぬことを目的・前提とした機械はもう造らなくてもいい、これならば復興の役にも立つことが出来るのではないか、といったような技術者さんたちの想いが伝わって来るようで、襟を正したいような心持ちとなります。

 元中島飛行機の富士重工とおなじように、紫電改や二式飛行艇の 川西航空機 は新明和となって ポニー 、零戦の 三菱 は シルバーピジョン というスクーターを戦後作っておりまして、三式戦闘機”飛燕”の 川崎航空機 は今の カワサキ ですね。
 
 あまりくわしくないのですが、写真の”ラビット”はデザインも洗練された1960年代頃のモデルでしょうか?実に”うさぎ”の名にふさわしい、尖ったところの全く無い優しい美しいデザインだと感じ入ります。

Simg_iphone3064781_rabbit

 うちのご近所の”ラビット”と同じ方が所有の本田技研工業製 謎バイク。
調べかけたのですが挫折。’80年代の ホンダ ピープル のご先祖様的な構造でしょうか。

Simg_iphone3064778_rabbit

 雨の日のお食事。
絵空事でも夢物語であっても、あまねくすべての人とどうぶつが平和に暮らせる事を願うのがニンゲンのお仕事かと、このように考える次第でございます。

« どうぶつクロニクルズ 〜 福知山市動物園の アライグマ ・ アライグマは本当に"なんでもあらいぐま"なのか? | トップページ | 寒波が到来したでござる の巻 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/97257/63115568

この記事へのトラックバック一覧です: どうぶつクロニクルズ ・ うさみみラジエター 〜 福知山市動物園の うさぎさん:

« どうぶつクロニクルズ 〜 福知山市動物園の アライグマ ・ アライグマは本当に"なんでもあらいぐま"なのか? | トップページ | 寒波が到来したでござる の巻 »

2017年2月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28