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2015年3月18日 (水)

春来にけらし 八つ墓の

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 先日、当家で養育いたしておりますところの柴犬など市中引き回しにしております折に、国道沿いの道路情報掲示板併設の気温表示に目をやりましたところ23℃となっておりました。
 嗚呼、また春来たりなば単車になど打ち跨がり、未だ知らぬ道行きを辿ってみたいなどと思い立ち、私の旅のひとつの座標となっておりますところの「八つ墓村(1977年松竹映画)」など鑑賞いたしました。

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 私個人はこの1977年松竹版の「八つ墓村」は、ひとつのロードムービーだと思っています。
萩原健一さんが演じる主人公・寺田辰弥が「この村に来たのは自分の母親が生まれ育った場所がどんなところか見てみたかったのと、父親がどんな人だったのか知りたかったからだ」と言っておりますのは、よくお若い衆などが申されるところの「自分探しの旅」、というところなのでしょう。
 しかし若さ故の性急さからなのか、真実には辿り着けぬまま心に傷を負い、困難や障害を前に旅そのものを放擲しようとしてしまいます。
 そこで「お若ぇの、ちょっとお待ちなせぇ」みたいなかんじで登場するのが渥美清さん演じる金田一耕助です。
 テキ屋稼業で若い頃より全国津々浦々を渡り歩いたいわば旅の達人玄人・・・というのは他の作品の話ですが、お寺の過去帳や古文書をたよりに新たな旅を重ねて真実に辿り着き、事件は防ぐ事はできなかったけれども、お若ぇ主人公の魂を救ってあげる。

 と、このような見方を私はしております。
私もお若ぇ方よ、などと呼ばれたのは今は昔、中年おやじとなり果てた今となっては旅の道行きは渥美清さんが演じた寅さんや金田一耕助のようでありたいと思うばかりです。

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 「八つ墓村」のやっちゃった・その1

 空港の事務所内での場面。窓の外に恐らくはスタッフらしき人が指示を出す手が映ってて、はじめ心霊現象かと思いました。

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 「八つ墓村」のやっちゃった・その2

 岡山から八つ墓村最寄りの備中神代駅に向かう伯備線の列車。
乗り換えてないのに途中で編成が変わっちゃってます。

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 「八つ墓村」のやっちゃった、ってわけではありませんが

 小川眞由美さん演じる森美也子。西屋と呼ばれるお屋敷のテレビに犬のニッパーちゃんが置いてありますが、これは「八つ墓村」のサウンドトラックが日本ビクターだった、いわばオトナの事情。
 蓄音機から流れてくる亡くなったご主人の声を聞くわんこなのですが、最近あまり見なくなりましたね。
HMVっていうCD屋さんの名前はこのニッパーちゃんの元絵「His Master's Voice」の頭文字から来ているそうです。

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 それにしても多治見家前に佇む山本陽子さんの美しさは、立てば芍薬などというありきたりな表現ではとても表しきれません。

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 2011年9月には多治見家までいってまいりました。
弘兼邸っていうのが正しいらしいですけど。

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